「雲龍図」展示と「龍神祭」開催!
大日山照江寺では、寺を建立した凉室薫公座元禅師(りょうしつくんこうぞげんぜんじ)の没後350年を記念し、2023年6月4日より新たに3.2m×3.2mの壮大な絵画「雲龍図」を本堂に設置しております。
この記念すべき出来事を「甲辰(きのえたつ)」という大変縁起の良いこの2024年に祝うため、
2月10日(土)・11日(日)・12日(祝月)の3日間、特別な「龍神祭」を開催いたします。
龍神祭では、午前10時から午後3時まで様々な催しを計画しています。皆さまのご来山を心よりお待ちしております。
記
◎実施日:2月10日(土)・11日(日)・12日(祝月)
◎タイムスケジュール:
○10時 開会 ①法話 ②般若心経 ③龍神真言「オン メイキャシャニエイ ソワカ」 ④古代舞(10・11・12日)ディジュリドウ奏笛(12日)
終而 整膚施術
○11時 厄除け法要 延命十句観音経 祈祷回向
○13時 マジックショー
○14時30分 厄除け法要 延命十句観音経 祈祷回向
○15時 散会
◎場所:大日山 照江寺(だいにちさん しょうこうじ) 静岡県沼津市江浦70 ℡ 055-939-0149
○バスでお越しの場合
沼津駅(南口)より[沼71-79]沼津駅-伊豆長岡駅(伊豆箱根バス)
[N21-25]沼津駅-木負・江梨・大瀬岬(東海バス) 乗車20分
バス停「江の浦西口」…下車 →徒歩1分
○お車でお越しの場合
寺の駐車場のほか臨時駐車場をご用意しますが、台数に限りがございます。
◎内容:法話・龍神ご利益法要・厄除け法要(1祈祷につき1,000円)・当山所蔵釈迦涅槃図展示(釈迦涅槃会2/15にあわせて)・古代舞の演舞・ディジュリドウ奏笛・整膚体験(リンパマッサージ)・マジックショー・限定御朱印販売(1,000円)
◎特典:各日とも先着50ご家族様に、地元メーカー「ヤマヘイ‐ミカコーポレーション」さんの人気お菓子、おからとだしの美味しいチップス「だしップス」1袋をプレゼントいたします!
大日山照江寺 龍神祭の主な催し
当寺として初めてのイベントになります!
喜んでいただけるような内容を詰めているため、時間の軽微な変更や、表記以外の催しにつき追加変更が生じる場合があります。ご了承ください。
◎開会~法話・龍神真言について
開会に際して、まず住職からの法話をお伝えいたします。
法話終了後、般若心経と龍神真言をお唱えします。ご来場の皆さまにも呼びかけ、一緒に龍神のご利益を願い合掌します。
※事前に般若心経と龍神真言を記した紙をお配りします。すべてカタカナルビが振ってあり、簡単にご利益のあるお経を唱えることができます。
◎雲龍図について
当寺を建立した凉室薫公座元禅師(りょうしつくんこうぞげんぜんじ)の没後350年を記念し、市内在住のアーティスト・梅邑(ばいゆう)画伯に依頼して描いていただいたものです。
【雲龍図 概要】
大きさ:3.2m×3.2m 材質:秋田杉板 画材:青墨 製作期間:約1カ月間
◎厄除け法要について
各日とも、午前11時と午後2時半に、住職による延命十句観音経・祈祷回向のご祈祷を行います。
当日、受付に設置する「祈祷申込み書」に必要事項を記載し、ご祈祷料と共にご提出していただきます。祈祷料…1つのお願いにつき1,000円
◎龍神祭 限定御朱印について
龍神祭期間限定で特別な御朱印をご用意いたします。
御朱印には、雲龍図絵柄を写した台紙に、一筆一筆住職がこころを込め、金運招福の字と共に参拝記念を記しました。
1枚1,000円になります。
◎釈迦涅槃図(しゃかねはんず)について
2月15日の釈迦涅槃会(ねはんえ)にあわせて、当寺所蔵の釈迦涅槃図を特別展示いたします。
大きさ:縦2.7m×横1.8m
※平時は展示しておりません。
◎整膚(せいふ)体験
指先で皮膚をやさしくつまむ施術により、血行やリンパの流れを良くする、比較的歴史の新しいマッサージです。皮膚を整えると書いて「せいふ」と読みます。
指圧などに見られる押す・揉むといった動作と異なるために、施術される人の負担が少ないことが特徴です。血行やリンパの流れを良くする効果による疲労回復や、やさしく皮膚に触れることで撫でられるような心地良さと癒しをもたらします。
住職からのメッセージ
昨年、市内在住の梅邑(ばいゆう)画伯より「照江寺本堂に、雲龍図を描かせてほしい」とのお申し出があり、総代役員と協議の結果、照江寺開基凉室薫公禅師350周年遠諱の社会事業として、天井絵(雲龍図)を描画していただくことを決めました。
改めて梅邑画伯に依頼し、3.2メートル角の秋田杉板に青墨で雲龍図を描画してくださり、その作品は緻密で筆致も鮮やかで、勢いのある八方睨みの鋭い瞳と猛々しい動きの中にも、見る人々に安らぎを与えてくれる上品な作品になっています。
しかし完成してみると、かなりの重量になったので、天井に吊るすことはできず壁に立てかける格好になりましたが、その素晴らしさは京都妙心寺法堂の八方睨みの龍にも負けないものと自負しております。
甲辰(龍)年のこの本年に、この素晴らしい雲龍図をぜひ皆さまにご覧いただきたいのです。
龍神は生きる力を授けてくれる神とされ、金運財運・縁結び・除災・招福など、多くのご利益が期待されます。
ついては、この事業を祝うため、2月10・11・12日の3日間に龍神祭を行いますので、大勢の皆さまにお越しいただきたいと思っております。期間中は、厄除け祈祷あり・マジックショーあり・整膚施術あり・ディジュリドウの演奏あり・古代舞あり・絵画の展示ありと、盛大にお祭りが行われる予定です。
また先着50家族様に、1袋ではありますが奉納品の「だしップス」を差し上げますので、お早めにお出かけください。
この雲龍図に、芥川賞作家であり私のいとこである玄侑宗久師は
“身中必ず一頭の龍あり 苦を咬み憂を呑みて成長す
汝の龍を大きく育てよ 苦悩を厭わず風に向かえ”
という詩を寄せてくださっております。
この詩のように、お祭りにご参加された皆さまに自分自身の龍を見つけていただき、力強く明日へ向かって羽ばたいてほしいと念じております。
以上