照江寺について

About Shokoji

照江寺について

慶長二年(1597年)の創建より、四世紀の祈りを継いで参りました。
開山と本尊、そして大日如来像 ── 千四百年の祈りの流れに連なる、当寺のご紹介です。

Overview

寺院概要

正式名称大日山 照江寺(だいにちさん しょうこうじ)
宗派臨済宗 妙心寺派
本山妙心寺(京都市右京区花園)
本尊聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
創建慶長二年(1597年)五月十二日
開山周天和尚
建立凉室薫公座元禅師(りょうしつくんこうぞげんぜんじ)
俗名:相善(岡田家二十五代善右衛門の弟)
所在地〒410-0103 静岡県沼津市江浦70
電話055-939-0149
昭和47年頃の照江寺
History & Origin

照江寺縁起

照江寺は、金岡村中沢田岡田家二十五代善右衛門の弟・相善が出家して涼室和尚となり、周天和尚を開山と仰ぎ、慶長二年(1597年)五月十二日、現在地に寺院を創建したことに始まります。
中沢田を支配する岡田家が江浦に寺院を建立できたのは、岡田家と江浦七人衆がともに武田家の家臣であったためと伝えられています。

翌慶長三年(1598年)二月、伊豆修禅寺より弘法大師作と伝えられる大日如来像をお迎えし、寛文十一年(1671年)十一月、涼室和尚によって境内に村内の祈祷所として大日堂が建立されました。

照江寺は、後ろに山を背負い、前に江浦(えのうら)港を見下ろす風光明媚な佳観の地にあります。
江浦港は、三面山をめぐらし、水深く波穏やかにして西風北風を避ける避難港として古くから知られ、文人墨客も多く訪れました。
嘉永七年(1854年)には、ロシア船ディアナ号の地震遭難に伴い、江浦港に避難した一艘の漁船に乗船していたロシア人十八名と役人など合わせて二十名が当山に止宿したと記録されています。

江浦港が避難港であったため、港に出入りする県内外の多くの道俗が、航海の安全や大漁を願って大日如来に祈願してきました。
大日如来は秘仏で、昔は三十三年に一度御開帳を行っておりましたが、大正以後は十年に一度行うようになり現在に至っています。
現在の大日堂は平成二年に新築再建し、位牌堂を改築。
本堂は先住敬道和尚が昭和四十年に新築・再建したものです。

本尊 聖観世音菩薩
宗派 臨済宗妙心寺派
本山 京都・妙心寺
開山 周天禮公(しゅうてんれいこう)座元禅師
開基 岡田相善 涼室薫公(りょうしつくんこう)座元禅師

照江寺・大日堂に祀られる大日如来像
Dainichi Nyorai

大日如来 ─ 秘仏

大日如来は遍照金剛如来と申し上げ、その妙徳は、内は真如法界を照らし、外は一切衆生を照らして智慧円満少しも欠けるところがなく、その広大無辺の功徳は海の深さも山の高さも到底及ぶことができないと言われ、密教では諸仏を総取締りする格式の最も高い如来とされております。

当山大日如来は、今から千有余年前に弘法大師が駿豆の国を御遊行なされ、霊域修禅寺において御修験の御時、一刀三礼祈願を込めて作られた弘法大師御力作の尊い仏像であります。

爾後どういう縁か、慶長三年(1598年)二月、当寺開山周天禅師によって修禅寺より吾が山に勧請せられ、寛文十一年(1671年)十月吉日、中興開山涼室禅師によって現在地に堂宇が建立されて如来が奉安されるに及び、当寺の山号を「大日山」と命名いたしました。
その後幾多の星霜を経て風雨のため堂宇が廃頽し、文化三年(1806年)十月、松道禅師によって再建され、その後も御開帳の度ごとに大修理を行って現在に至っております。

当山大日如来は開山周天禅師以来、海上安全・大漁満足はもちろん、家運長久・息災延命の功徳は日々に顕著であり、近隣の善男善女は挙って如来の尊体を崇敬して止まないのであります。

秘仏につき、御開帳時(10年に一度)のみ拝観いただけます。

本堂に設置された3.2m×3.2mの雲龍図
Cloud Dragon

雲龍図 ── 凉室薫公座元禅師
没後三百五十年の記念奉納

当山を建立した凉室薫公座元禅師(りょうしつくんこうぞげんぜんじ)没後三百五十年を記念し、2023年6月4日、本堂に3.2m × 3.2m の壮大な「雲龍図」が新たに設置されました。
墨の勢いと細やかな鱗の表情が織りなす一面に、寺と地域を見守る龍神の力強さが宿っています。

本堂にお参りの折に、ぜひこの雲龍図の前で静かにお手を合わせてください。龍神真言「オン メイキャシャニエイ ソワカ」を唱えると、より深く龍神様とのご縁を結んでいただけます。

雲龍図と先代住職
Ryujin Festival

龍神祭

雲龍図の奉納を契機に始まった、当山の年中行事が 「龍神祭」です。
法話・厄除け法要(延命十句観音経・祈祷回向)・釈迦涅槃図展示・古代舞・ディジュリドゥ奏笛・整膚体験(リンパマッサージ)・マジックショー・限定御朱印授与など、来山された方々に楽しんでいただける催しを取り揃えています。

会場では、地元メーカー「ミカコーポレーション」さんの人気のお菓子「だしップス」を、先着でご家族様にプレゼントしております。

開催日程・最新情報は お知らせ または Instagram @syokoji_numazu をご覧ください。

Gallery

境内のうつろい

四季折々の境内の表情を、写真で。

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Message from the Priest

住職ごあいさつ

当山にお参りくださり、ありがとうございます。

照江寺は、駿河湾の小さな入江に静かに佇む、四百二十余年の古刹です。
住職が一株の挿し木から育て上げた紫陽花は、今では数百株となり、初夏になると境内を淡い色彩で包みます。
海と山と花、そして仏さまに見守られて、ここに足を運んでくださる皆さまが、ふと肩の力をゆるめてくださるなら、これほど嬉しいことはありません。

葬儀・法事・永代供養といった大切な節目においても、宗派や信仰の有無を問わず、お一人おひとりのお気持ちに静かに寄り添うことを大切にしています。
どうぞお気軽にお声がけください。

大日山 照江寺 住職

Contact

ご参拝・ご相談、
いつでもお気軽に。

境内は基本的に自由にご拝観いただけます。
法事・葬儀・永代供養のご相談は、お電話または問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。

055-939-0149